セラピーを始めてみて私なりに感じること。
素直な想いを綴っていきたいなと思います。
まずは私がなぜセラピーをすることになったのか。
今日はここをお伝えしたいなと思います。
私が最初にセラピーを受けたのは
2018年のオーストラリア留学中のことでした。
1年間の留学も終盤の頃。
私は頚椎ヘルニア発症し、思うように体が動かなくなってしまいました。
せっかく手に入れた現地の仕事も手放さなくならなくなり、
働けないことで内に閉じこもり
“私には価値がない”
こんな風に感じるようになりました。
それからというもの
どんどん気持ちが塞ぎ込んでいき、
部屋に閉じこもって泣いてばかりいました。
体が動かないことの恐怖心
社会から断絶されたような孤独感
自分というものがなぜここに存在しているのか
内に籠ってしまった途端、
急にネガティブな感情ばかりに支配され
真っ暗な暗闇の中に一人ぼっちになってしまったような
とてつもない不安に襲われることになりました。
そんな中、出会ったのがセラピーでした。
どんなセラピーかというと、
日本ではあまり馴染みのないヒプノセラピーというもの。
ヒプノセラピーとは催眠療法です。
当時の私はというと、セラピーというものもに縁がなく
とても抵抗感があったことを覚えています。
ましてや催眠療法なんて・・
テレビの世界の催眠術しかイメージがなく
“やりたくない”というのが本音でした。
セラピーを受けてみて感じたのは
感情を手放す、感情を吐き出すという開放感。
自分の心が抱えてるネガティブな感情、思考、迷い、思い込み
これらから解放されたような感覚でした。
この時に初めて
心と体は繋がっているということを実感しました。
心が感じる苦しみを、体はしっかり受け止めていて
その苦しみが体を通してサインを送っているんだという
実際に体験しなくては分かりえない感覚でした。
ヒプノセラピーは2、3回受けると効果的ということでしたが
私が受けられたのは1回のみ。
それでも1回のセラピーで心の苦しみから解放され、
たくさんネガティブな感情を泣きながら吐き出したことで
心が癒されたのです。
それからというもの、
やっと精神的にも安定していったような感覚でした。
きっと何度か続けてセラピーしていたら
もっと回復も早かったのかと思いますが、1度でも十分にセラピーとなりました。
今思い返してみたら
あの時、セラピーを受けていなかったなら
どんな日々を過ごしていたのだろう、と。
セラピーに出会ったことで
心を救われ、心を癒やされ、
今、私は前を向いて進むことができています。
セラピーに出会えたことは
私の人生を変えてくれた大きな転機でした。
私を救ってくれたセラピーには心から感謝しています。
そして、いつしか
私も人を癒せるようになりたいと思うようになったんです。
キッカケはというと、
育児ノイローゼに陥った姉の子育てをそばで見たことが大きなキッカケでした。
まだまだ日本では心の問題を公にしなかったり、
心療内科に行くことや、セラピーを受けることが一般的ではなかったりします。
日本人の国民性はなかなか自分のことを表現できないこと。
自分の思いを言えなかったり、表現できなかったり
心に負担をかける環境であることは間違いありません。
実際に、5人に1人は精神疾患を抱えているという現状です。
私は1人でも多くのママの心の負担を減らし、
自分らしく生きられるママを増やしたいと願っています。
それが保育者としての私の使命でもあります。
出産は、子育ては女性しか経験できない尊いもの。
その素晴らしい経験を心から楽しみ、子どもたちの健やかな育みを
保育とセラピーでサポートしていきたいと思います。


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